最高級のトロ目当ての乱獲が深刻な大西洋クロマグロのうち、東大西洋と地中海域で漁獲されるマグロが過去5年ほどの間、産卵能力のある親魚が急減し、2012年にはほとんどいなくなるとの調査結果を世界自然保護基金(WWF)が14日、発表した。
WWFは両海域での全面禁漁を提言。ワシントン条約の対象にして国際取引の禁止も検討すべきとした上、大部分は蓄養施設を経て日本に出荷されるため「日本の消費者は両海域のクロマグロの消費を避けてほしい」としている。
資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委(ICCAT)」科学委のデータなどから推定した。クロマグロの親魚は1995〜2000年は20万トン程度で推移していたが、02年ごろから急減、07年は約7万5千トンになった。12年にはほとんどいなくなると予測された。禁漁期間を無視した違法な漁獲の横行などが原因という。
ここまで
【資源管理/方策の最新記事】

