米国防総省は5日、中国と朝鮮半島の間に位置する黄海で今月1日、米海軍調査船が中国漁船に異常接近されるなどの進路妨害を受けたと発表した。同省報道担当官は「危険な行為だ」と批判した。
米中船舶同士のトラブルは3月に南シナ海でも発生し、両政府が再発防止を約束したばかり。
国防総省によると、中国本土から東へ約270キロ離れた黄海の公海域で、海洋探査中だった米調査船ビクトリアス(3、384トン)に2隻の中国漁船が二十数メートルまで接近。米側は警笛を鳴らし、消火ホースで放水するなどした。付近を航行中の中国海軍の巡視船がビクトリアスの救援信号をキャッチ。現場海域に駆け付け、漁船に警告灯で合図したところ漁船はビクトリアスから離れたという。
AP通信によると、先月から今月にかけ、ほかに3回、同海域で米調査船が中国側の嫌がらせを受けるケースがあった。(共同)


