日本近海に来遊するカツオの水揚げ量が急減している。カツオの主要漁港である千葉県勝浦や東京都八丈島の1〜5月の漁獲量は前年同期比5〜7割減少。6月も不漁傾向が続いている。黒潮に沿って北上する回遊ルートの変化や南洋での大量漁獲といった原因が指摘されている。卸値も5年前に比べ3〜4割高い。小売店の特売が減るなど影響が広がりそうだ。
不漁の原因を特定するため独立行政法人、水産総合研究センター(横浜市)は今年度から近海のカツオ資源の調査を開始した。
近海の一本釣りやひき縄漁での不漁が目立つ。勝浦の一本釣りの水揚げ量は1〜5月の累計で3742トンと前年同期に比べ半減した。八丈島では94トンと同7割減った。西日本では「4〜5年前から水揚げが減少傾向にあるが、特に今年は漁獲の落ち込みが大きい」(高知県のカツオ漁業関係者)ようだ。 (16:31)
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